このたび、「なくそう!SOGIハラ」実行委員会」(性的指向・性自認に関する課題に取り組んでいる団体、個人による有志による実行委員会でLGBT法連合会も参画しております)は、さまざまな「SOGIハラ」をなくすためのキャンペーンを立ち上げました。
下記リンクの実行委員会サイトでは、「SOGIハラ」をなくす法整備に向けて、「SOGIハラ」経験談(目撃談含む)を募集しています。
なくそう!SOGIハラ ホームページ http://sogihara.com
例えば、チラシの画像に掲載の通り、
「ホモ、オカマ、レズは気持ち悪い」などはもちろんです。このほか、他人にカミングアウト(セクシュアリティ等を打ち明ける)した内容を同意もなく勝手に第三者へ暴露してしまう「アウティング」や、性的指向・性自認に基づいた採用拒否や配置転換などの差別的取扱いも「SOGIハラ」です。
周囲に自らの性の有り様(セクシュアリティ)や「SOGIハラ」を受けたことによる悩みを話すことができない中、ようやくたどり着いた相談先で、再度「SOGIハラ」を受けてしまう二次被害も報告されています。
普段、「気にしなければいい」「思い出したくない」とやり過ごしたり、我慢していることで、身体や精神に不調を来すこともあります。
※集められた「SOGIハラ」経験談は、本人が特定されないための加工を研究者などの専門家のチェックの下で行い、①「SOGIハラ」をなくすための法制度の整備を目的に事例として政策提言資料等への掲載し国会など関係機関に提出、②「SOGIハラ」をなくすための周知啓発を目的に事例としてWEB上へ掲載、いたします。なお、フォームに事務局からの連絡可否に「可」とお答えいただいた場合に限り、ご本人と相談させていただいた上で、取材等をさせていただく場合があります。
2017年5月3日に開催された<レインボー法律勉強会>『職場におけるSOGIハラ事例を考える』では、来場された多くの方から日々のハラスメントや、就職活動や職場における差別事例について共有いただきました。
今後はイベント会場などの限られた空間だけでなく、日本全国津々浦々どこからでも、さまざまな場面で「SOGIハラ」に困っている人からの声を集め、その解決のために行動していきます。
もちろん、いわゆる「LGBT」当事者であっても、そうでなくても構いません(「SOGIハラ」は性的指向や性自認が典型的な、いわゆる「マジョリティ」でも受ける場合があります)。
自分が受けた「SOGIハラ」も、他の人が「SOGIハラ」を受けている目撃談も、ぜひとも多くの事例をお寄せ下さい。
あなたの声が、国を動かす力になります。
NHKでも「SOGIハラ」が紹介されました!
NEWSUP「SOGIハラって?」
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20170515/k10010981921000.html