フランス時間2026年6月10日(水)、フランス・パリのエリゼ宮殿(大統領官邸)において、フランスのエマニュエル・マクロン大統領とG7市民社会エンゲージメントグループによる公式意見交換会が開催されました。当会が参加する、G7諸国等の性的マイノリティ団体によって構成される「Pride7(以下「P7」)」メンバーも正式に招待され、マクロン大統領との意見交換に臨みました。
本意見交換会は、フランスが今年議長国を務めるG7の政府間協議における市民社会エンゲージメントグループの取り組みや貢献を称えるために開催されたものです。招待された13の市民社会エンゲージメントグループは、民主主義、人権、法の支配、紛争と平和といった多岐にわたる課題についてマクロン大統領と意見を交わしました。
性的マイノリティが直面する課題をG7において可視化し、その解決に向けて各国政府へ行動を促すことを目的に活動するP7には、当会が日本から参加しました。この他、フランス・イタリア・イギリス・ドイツのメンバーらも参加しています。当日は、P7コミュニケ(政策提言集)をマクロン大統領に手交しました。マクロン大統領は閉会スピーチで性的マイノリティの権利保障について言及するとともに、P7の活動に敬意を表しました。
世界各地で権威主義の台頭や、市民社会への攻撃的な動きが見られる中、「女性」や性的マイノリティをはじめ、あらゆる周縁化された人々が深刻な影響を受けています。このような情勢の下、G7の議長国であるフランス政府が、P7を他のエンゲージメントグループと同様に意見交換会に招待したことは、大きな前進だと受け止めています。フランス政府が関連する課題の解決に向けて引き続き積極的に取り組んでいく姿勢を示したものと前向きに評価しています。

©Durand Thibault / Présidence de la République
©Durand Thibault / Présidence de la République

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